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古墳マニアにもオススメの珍物件!?「八幡山古墳」
- 2016/1/14
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昨今では「古墳マニア」「古墳女子」などという言葉もチラホラ見かけるほどに静かな古墳ブーム。
大小様々な古墳が日本全土より出土しているわけだが、埼玉県にも珍しい古墳が。

有名な奈良県明日香村の「石舞台古墳」に似ていることから、「関東の石舞台」とも呼ばれているそうだが、この「八幡山古墳」係の方に経緯を聞いてみると…。
「もともとは丸かったの。上の土、どっかやっちゃったんだよ。」
どっか!?それどこ!
気になったもんで少し調べてみると、江戸時代には既に石室の露出が確認されていたようで、残りの土が大規模に利用されたのは1934年に行われた小針沼干拓事業。なにやらこの干拓事業で崩された古墳は一つや二つではなかったのだとか!もったいない!(そしてバチあたり!)
干拓事業の際、古墳を掘り進めるごとに出現する大きな石室。この大きさから「あれ、もしかして大変なもの崩しちゃったんじゃね!?」ということで、ようやく発掘調査が行われたという歴史。
現在は県の指定史跡として保護され、1977年の復元工事以降は石室の内部も定期公開中。

被葬者に関してはかなりの大物であることが伺え、現在最も有力な説が「聖徳太子伝暦」に登場する聖徳太子の舎人(とねり・皇族の警備や雑用を担当)である「物部連兄麿(もののべのむらじえまろ)」。

こちら「八幡山古墳」元々は直径80mほどあったそうだが、現在は住宅街にポツンと鎮座しているため見落としに注意。
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