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ココイチ廃棄カツ横流し問題もフードバンクも待った!「さなぎの食堂」
- 2016/1/27
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ココイチとして知られるカレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する㈱壱番屋より、廃棄を委託された冷凍カツを処分せず、食品として横流すことで暴利を上げていた廃棄物処理業者「ダイコー」と食品関連会社「みのりフーズ」に厳しい目が向けられている。
もちろん廃棄物処理法違反や食品衛生法違反などの疑いだけでなく、異臭騒動も度々発生していたようだが、膨大な量を横流ししつつも今のところ健康被害の報告は無い。
今回の問題は賞味期限切れ食品が一様に「廃棄物」として処分されなければならないという現状に一石を投じる側面もあり、廃棄予定の食品を引き取り、生活困窮者に無償で提供する「フードバンク」の存在にも注目が高まっている。
フードバンクは元来、もったいない精神から「おかずにプラスもう一品」という名目で提供を行う組織だったが、今では民間支援団体としての役割のほうが大きい。
このようなフードバンクとは違い、当初から廃棄予定の食材を温めなおして調理し、低価格で生活困窮者に提供するという名目で誕生したのが、認定NPO法人さなぎ達が運営する「さなぎの食堂」。
日雇い労働者の街、寿町にある「さなぎの食堂」に足を運ぶと、おかずも豊富な定食が350円で食べれるとあり店内は大賑わい。
常連客も多く無料で飲めるお茶をすすりながらの談笑も耐えない店だった。
出される定食はボリュームも満点で栄養バランスも考えられており、味もさることながら温かいまま提供されるのが有り難い。
聞けば廃棄予定の野菜や、コンビニチェーンからの提供が多く、それを新たなメニューとして蘇らせる「リサイクルフード」という名目で営業を続けているという。
今回の事案から高まる関心が、食品の無駄な廃棄を減らすきっかけとなれば良いのだが。

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